阪大国語

旧帝大系は高等学校の学習を完璧にすることで高得点が狙える!

傾向

出題形式

<文学部>

120分で、現代文2題・古文1題・漢文1題。基本的にすべて記述式解答。字数制限は設けられていない。

<文学部以外>

90分で、現代文2題・古文1題。記述式解答中心だが、選択式の問題が出題されることもある。記述式解答については、字数制限が設けられる。

3か年の傾向について

【評論文】

文学部・文学部以外の学部、どちらでも出題されます。文学部以外の学部では、ここ数年は記述式のみの出題だったのですが、2019年度は選択式の問題が復活しました。。文章は、文学部・文学部以外の学部、ともに「論理展開が明確な文章」が出題されること多いです。

しかし、論旨が明確でも本文を慎重に整理しなければ錯綜する内容もあります。また、漢字の書き取り問題は定番となっており、読解問題が難しすぎたり、簡単すぎたりして、受験者に差が付きにくい時の決め手になる場合がありますので必ず対策をしてください。

なお、文学部はⅠが評論でⅡが小説という形が基本です。文学部以外の学部はⅠは評論と決まっていますが、Ⅱが評論の年もあれば特殊な文章であることもあります。たとえば2018年は対話型の文章でした。

【小説】

文学部で出題されます。描かれている時代によっては、現代の常識のみでは理解しにくい箇所をもつ場合があります。今年は、読解にそこまで関わるものではありませんでしたが、「東京から『疎開』してきた少年」が主人公でした。

また、全体の構成が複雑な場合があります(その場合「全体を通して簡潔に説明しなさい」という類の設問は難度が高くなると言えます)。どちらも、「ある程度の小説に対する慣れ」を大阪大学側が要求してきているように思われます。「慣れ」とは、「典型的な物語(パターン化された話)をいくつも知っている」ということです。

【古文】

文学部・文学部以外の学部、どちらでも出題されます。文法や単語の豊富な知識を踏まえて逐語訳をさせる問題だけでなく、指示語内容の具体化や比喩を踏まえた内容把握が必要となる問題が出題されます。

また、通常の文章読解のほか、和歌に関連する設問が頻出しています。和歌の解釈のための知識、特に和歌修辞法の「掛詞」「縁語」などの理解も当然ながら必要です。また、百人一首の中にある和歌とはいえ、「本歌取り」の本歌が問われたこともあるため満点を狙うことは大変難しい試験となります。

【漢文】

文学部で出題されます。出題は出典のみを見ると多岐にわたりますが、本文は読みやすいです。また、返り点や書き下しの問題も出ますので、テクニックよりも「高等学校の漢文」をきちんと学ぶ姿勢が高得点に繋がるものとなっています。

ただし、漢文の学習時間が高等学校で削られている現状を考えると、自ら句形集を熟読したり、論の展開や筆者の意図を考えながら漢文を読む訓練が必要です。

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