阪大国語

~センター試験は全国平均+40点以上!二次試験は難問だが、良問!
正しく学べば報われる!~

現代文対策

高3の8月上旬までの学習法

語彙力のアップが読解への最優先課題です。よく、「現代文は読書量」と言いますね?「読書量」≒「語彙量」と考えてみてください。英語などの学習に語彙力が不可欠なのと同様に現代文でも語彙力は重要です。読書を怠ってきた人にとって、今からの読書で語彙を増やすことは非効率的ですので、常用漢字の意味が分かることを最優先課題にしてください。

漢字問題集は学校で配られたもので十分です。強いて言うならば、漢字の「意味」が書いてあるものの方が辞書を引く手間が省けて良いと思います(実際は辞書を読むことにも意味がありますが、時間がかかります)。漢字検定で言うと2級くらいが目安です。

高3の10月中旬までの学習法

上記の内容をベースに記述の問題集を2日に一度解いてください。今までの読書量が少なかった人は問題集2冊(20題ほど)はやって欲しいです。期限は高3の10月までです。

問題集は、評論の解説のコーナーに「本文要約」のついた問題集をお勧めします。解説を読むだけでなく、記述の場合、模範解答と自分の解答を見比べて、模範答案の真似をするのが重要です。書写することにも意味があると思います。

センター試験のボーダーが大阪大学は高いので、センター試験のことを優先的に考えて欲しいのですが、どうしても記述を多くやりたいという人は、記述式の問題集や実際の大阪大学の過去問(ただし、直近5年は直前演習用に残しておく!)で訓練すると良いでしょう。

センター試験前日までの学習法

前述の通り、センター試験のボーダーが大阪大学は高いので、センター試験前日までは、記述のことは少し置いておき、センター試験の形式に慣れてください。センター試験をクリアできなければ二次試験の対策が完全に無意味になります。2000年頃から最新のものまでは本試験だけは必ず解いてください。

2000年より前のものは文章が短く、「時間制限の訓練」には適していません。週に2題。最初は評論35分、小説30分から始めてください。1年分解くごとに30秒から1分、解く時間を短くし、最終的に評論25分、小説20分で解けるようにしてください。「丁寧に高得点」から、「丁寧に早く高得点」へを目指します。評論は25分で38点以上、小説は20分で38点以上を目指してください。

二次試験前日までの学習法

センター試験ばかりに慣れた頭を、二次試験の問題に慣らしてください。センター試験終了の夜からでかまいません。「高3の10月中旬までの学習法」で使用した問題集や大阪大学の過去問を解き直し、頭を記述の問題向きに切りかえてください。その後、最近の問題を5年解いてください。

ちなみに10年以上前の問題から解き始めても構いませんが、あまり古いものからやりはじめると、最近の問題まで辿り着かずに本番を迎える人がいるので計画的に解いてください。なお、自分が受験する学部の問題だけでかまいません(文学部or文学部以外の学部)。

無理な場合、旺文社の入試問題正解、教学社の赤本、駿台文庫の青本、など複数のプロの答案を見て、解答要素を自分の解答と照らし合わせ、なるべく、プロの答案に近い要素で解答を書けるように心がけてください。なお、プロの模範答案同士も若干のズレはありますが、そこは問題ではありません。どの模範答案にも書かれている要素に注目してください。

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古文対策

高3の9月上旬までの学習法

語彙力のアップが最優先の課題です。市販の古文単語集、学校で配られた単語集、何でもかまいませ ん。以下を目安にセンター試験前までには最低300語以上を頭に入れてください(ただし、多いに越した ことはありません。読解などで語彙数を増やしていき、最終的な理想の語彙数は600語です)。

古文単語帳の構成はできるだけ、形容詞編・形容動詞編・動詞編・名詞編・副詞編と品詞で分かれているものを推奨します。そこから、主に動詞、形容詞、形容動詞の文章の要をなすものをまずは覚えるようにしましょう。

まずは、夏期講習前までに動詞・形容詞・形容動詞を100単語以上、そして、夏休み中に副詞・名詞を含めて、動詞・形容詞・形容動詞も新たに100単語を覚えてください。これで200語以上の古文単語力がついています。また、本来ならば高2で全範囲が終わっていることの多い古典文法ですが、曖昧な人が多いという現状だと思います。

よって、7月上旬までに用言と助動詞を、夏期講習中に助詞と敬語をマスターしてください。なお、助詞は読解と共に、敬語は単語帳でという覚え方でもかまいません。

高3の10月中旬までの学習法

古文を読みなれていないと、「覚えた単語・文法が文章中に出ているのに気がつかない」ということになります。運用能力のアップのために「ステップ①・②」をベースに、記述とマークがバランス良く入った問題集を2日に一度は解いてください。文法の解説なども充実した参考書を推奨します。また、単語は貪欲に、読解で追加したり、単語帳で追加したりしながら前述の通り、最低300単語は頭に入れておいてください。

ちなみに、選択式の問題であっても、選択肢を見ずに自分の力で解答を作ってみることをお勧めします。例えば、「傍線部分の解釈として最も適切なものを選べ」とあれば、単語や文法の意味に照らし合わせて逐語訳を作成する。そして、選択肢の中に自作した解答と同じものがないかを確認します。この時点で選択肢に自分の解答がなければ、もう一度本文を読み、答えを作ります。この方法を「どういうことか」「なぜか」といった設問すべてで実践します。これで記述する力と、その後に自分の答えを選択肢から選ぶことで選択肢の吟味の方法とを身につけることができます。

なお、文法などを無視したテクニック系の参考書は二次試験に対応ができないので注意してください。どんな問題でも、時間と辞書があれば、解答できるまでの能力を身につけることが重要です。

センター試験前日までの学習法

センター試験前日までは、センター試験の形式に慣れてください。古文の場合、「ステップ③」で示した「選択式の問題であっても、選択肢を見ずに自分の力で解答を作ってみる」方法でセンターの過去問の対策をすることで二次試験の対策にもつながります。時期としては現代文と同じく10月中旬か下旬からセンター試験の過去問を始めてください。

2000年頃から最新の本試までは必ず解いてください。週に2題。最初は古文30分から始めてください。1年分解くごとに30秒から1分、解く時間を短くし、最終的に古文20分で解けるようにすることをお勧めします。古文は、20分で38点以上が理想です。

二次試験前日までの学習法

ステップ③で使用した問題集の記述部分だけを解き直し、センター試験の問題に慣れきった頭を完全に記述の問題向きに切りかえてください。その後、2000年頃の問題から全て解いてください。解くのは自分が受験する学部の問題だけでよいです(文学部or 文学部以外の学部)。

最初は時間を計らずに、徐々に時間を計ってください。答案は、できれば、予備校や学校の先生に採点をしてもらってください。無理な場合、旺文社の入試問題正解、教学社の赤本、駿台文庫の青本、など複数のプロの答案を見て、文法要素、単語の訳出、指示語の抜き出し範囲を自分の解答と照らし合わせてみてください。

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漢文対策

高3の9月上旬までの学習法

語彙力のアップを秋までに行ってください。使うものは、学校で配布されている句形集や研伸館の国語資料集などでかまいません。再読文字・比較・受身・使役・否定・疑問・反語・抑揚などの基本的な句形や漢文語句の意味、読み方を押さえてください。また、多くの句形集や参考書には句形以外に「覚えるべき漢字(重要単語や用字の一覧として掲載)」が100字程度載っています。時間が許す限り覚えましょう。

高3の10月上旬までの学習法

漢文は読み慣れていないと、「覚えた句形が文章中に出ているのに気がつかない」ということになります。運用能力のアップのためにステップ①・②をベースに、記述とマークがバランス良く入った問題集を3日に一度は解いてください(文学部以外はマークのみの問題集でかまいません)。

問題集は、解説を読むだ けでなく、覚えていない句形や語句を追加で覚えることも重要です。また、もっている句形集は貪欲に覚え続けてください。どんな問題でも、時間と辞書があれば、解答できるまでの能力を身につけることが重要です。

なお、選択式の問題であっても、選択肢を見ずに自分の力で解答を作ってみるという古文で記載した方法は漢文でもすることをお勧めします。

センター試験前日までの学習法

センター試験の形式に慣れてください。高3の10月中旬か下旬からセンター試験の過去問を始めてください。2000年頃から最新の本試までは必ず解いてください。週に2題。最初は制限時間25分から始めて1年分解くごとに30秒から1分と、解く時間を短くし、最終的に漢文を15分以内で解けるようにしてください。漢文を15分で40点以上取れるようになれば、かなり有利にセンター試験は戦えるはずです。

二次試験前日までの学習法

ステップ③で使用した問題集の記述部分だけを解き直し、センター試験の問題に慣れきった頭を完全に記述の問題向きに切りかえてください。その後、2000年頃の問題から全て解いてください。できれば、予備校や学校の先生に採点をしてもらうのが理想ですが、無理な場合、旺文社の入試問題正解、教学社の赤本、駿台文庫の青本、など複数のプロの答案を見て、訳し方や指示語の抜き出し範囲などを自分の解答と照らし合わせてみてください。きちんと書かないと、小さなミスで減点され、理解できているのに点が無いということが漢文はありますので注意してください。

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最後に

全国平均のブレが大きいのがセンター試験国語です。よって、「全国平均が50%程度の年に自分の得点率が65%程度だったこと」と「全国平均が60%程度の年に自分の得点率が80%以上だったこと」は同程度とみなしてよいかもしれません。過去問を解いた後に自分の点数を考察する時は、全国の平均点と自分の点数との「差」に注目してください。

また、文学部は大阪大学がホームページに模範答案を2年分掲載しています。文学部以外の学部も出題の意図が2年分掲載されています。活用すべきかと思います。君が大阪大学に入れることを祈っています。

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