阪大国語

対策

ステップ①

<課題>
語彙力のアップ
●現代文:常用漢字について「読める」「書ける」「意味がわかる」という状態にする。
●古文:古文単語300程度(高校で配布された単語帳でよい)、敬語、助動詞、助詞の理解。
●漢文:句形(高校で配布された句形集でよい)と重要語彙(漢字)の理解。
<目標(到達点)>
語彙に関係する問題や、文法に関する問題での失点をなくすこと。

ステップ②

<課題>
語彙力の運用能力のアップ
読解の問題集を使いステップ①で習得した語彙などの運用能力を向上させる。問題集は、マーク式と記述式がバランス良く入ったものがよい。ただし、文学部以外の受験者は、漢文の問題集のみマーク式のみのものでよい。解説は、現代文の参考書の場合、要約がついているものが好ましい。また、古文と漢文に関しては、文法や単語の解説が丁寧なものがよい。なによりもステップ①の知識を運用できるようにすることを主眼において学習を進める。
<目標(到達点)>
ステップ①で覚えた語彙や文法、句形を問題で使えるようにすること。

ステップ③

<課題>
共通テスト形式の問題への慣れ
共通テスト形式の問題に慣れるために、共通テスト形式に絞った参考書で演習を行う。過去問が少ないので、過去問は追試も含めて全て解く。最初は、現代文2題で50分、古文25分、漢文20分程度の時間ではじめて、1回解くごとに、1分ずつ制限時間を短くしていくなどの工夫をすることで、最終的に時間制限内に解けるようにする。
<目標(到達点)>
共通テスト形式の問題に慣れることと時間制限内に必要な点数が取れるようにすること。

ステップ④

<課題>
二次試験の問題への慣れ
共通テスト終了の夜から、ステップ②で使用した問題集の記述問題のみを解き直し、その後は大阪大学の過去問を最新のものから5年分解く。もっと古い過去問から始めてもよいが、あまり古いものから解いて、最新の問題まで解くことができないなどのトラブルがないように気をつける。時間配分は、色々と言われているが、周りに惑わされず、「自分が最も点が取れる時間配分」を考えることが重要。なお、答案は、できる限り、学校の先生や予備校の先生に添削してもらうことを勧める。それが難しい場合は、教学社の赤本、駿台文庫の青本、旺文社の入試問題正解など、複数の模範答案を読み比べて、自らの答案との違いを考える。なお、プロの模範答案もズレがあるが、そのズレには注目せず、プロの模範答案に共通している部分に注目して考えること。
<目標(到達点)>
二次試験で合格ラインの答案を書けるようにすること。
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