阪大英語

対策

高校1年生・学年末までの学習法

高校1年生が修了するまでには、まずは高校1年生レベルの範囲の英文法の理解を確実にしておくことが 重要です。文法は英文を読むときにも、英作文をするときにも使いますから、発展的な英語学習の基盤としての位置づけとなります。研伸館での学習と学校での定期テストの両方を使いながら知識の確認を行います。

また学校のReading系の授業で使う教科書でも、単語を繋ぐだけの訳し方(逐語訳)にならずに、文法・構文を意識しながら正確な訳し方を心掛けましょう。

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高校2年生・学年末までの学習法

高校2年生では読解や英作文をメインに学習します。複雑な構造を持つ英文であっても正しく構造把握し、訳出できるようになることが目標です。英文読解の授業では、予習段階で辞書なしで英文を一通り読み、自分なりの答案を書いておきます。その後、辞書を使いながら一度目に書いた答案を修正します。その時、一度目に書いた答案を消してしまうのではなく、青ペンなどの別の色を使って書き込みを追加するようにします。そうすれば辞書なしで理解できた部分と辞書を使って理解できた部分を視覚的に比較することができるようになります。その上で授業で正解を聞き、赤ペンなどで書き込みをすれば、自分の辞書なし答案・辞書あり答案・講師の解答を比較できるノートが完成します。

復習の際にはそのノートを使い、自分の辞書なし答案をどう修正すれば講師の答案に近づけられるのかを分析し、辞書なし答案の時点で足りなかったものを補っていきます。語彙レベルで知らない単語があったから意味を取れなかったのか、文法知識が足りなかったのか、それとも構造把握で読み違えていたのか、それとも英文のテーマとなっていることを見抜けていなかったのか、など自分の答案と解答とを比較しながら自分の力を分析することは非常に効果的な復習の方法となります。

また英作文については、典型構文をできるだけ多く学習し、例文を暗記しておくことが発展的な英作文問題に対処する準備段階として重要な役割を持ちます。学校のWriting系の授業で使う教科書に載っている例文とそこで使われている構文を覚えておくことも有効な勉強法と言えます。

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高校3年生・夏期までの学習法

高校3年生の春から夏にかけての学習においては論理展開を意識した読み方を実践します。まずは英文を読んだときに、特に論理語に注意しながら書かれている情報の内容的繋がり(対比・並列・因果・抽象具体など)を意識するようにします。例えばbut=「しかし」で留まってしまうのではなく、butが使われているから前後で逆になっている情報があるはず、それを探そう、という読み方です。それが意識できるようになってくると、文章全体を通してキーワードを繋ぐ練習をします。例えば対比の展開であれば、カテゴリー分けをしながら2つの情報を繋いでいくと、内容上の同一箇所が見えるようになり「ここは前と同じことを言っているな」という言い換えが見抜けるようになってきます。そして最終的には論理語などのキーワードを見た時に、後に続く内容を予想しながら読むようにしていきます。butを見て、「逆の内容だからこういう話になるだろう」と英文を読む前に内容を予測しながら読む練習をしていきます。

英作文においては文学部・外国語学部独自問題以外の問題について、辞書を使い時間をかけてでも文法・語法的にある程度正しい答案が書けるようになっていることが目標です。この時期でも典型構文の知識を強化し続けるとともに、コロケーション("interested"と言えば"in"といった相性の良い単語同士の組み合わせ)や語のニュアンス(satisfiedは「100%十分満足できる」contentは「まあまあ満足できる」など)を意識して的確な単語選びができるように気を配ります。辞書の使用に関しては、和英辞典は使わず、英和辞典や連語辞典、語法辞典を主に使います。連語辞典や電子辞書の例文検索機能はコロケーションの学習に、英和辞典の解説や語法辞典は語のニュアンスの学習に役立ちます。

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高校3年生・冬期直前までの学習法

大学入試英語における学習では高校3年生の夏までが勝負です。多くの受験生にとって夏以降は国語・ 理科・社会に時間を占められる時期が来ます。そのためにも夏期までの期間で実践的な力まで鍛え上げて おけるのが理想的な学習法となります。受験問題を解くための基礎体力(『ぼん単』・『サイクリック』などの 必須問題集)は夏期前に仕上げます。『サイクリック』に関しては、たとえばsuggest that~という形を見 て、「that節内でshouldを使う動詞」というポイントが見抜けて同じ用法を持つ動詞や形容詞を列挙でき るような、一つの文法項目から『サイクリック』などに掲載されている複数の例を連想的にまとめて思い出 せる段階になれば、かなり完成度が高くなっていると言えます。

また、夏期講習からは問題演習を始めます。必要に応じて解説付きの問題集に取り組んだり、過去問を 解いていくのが良いでしょう。ただ、過去問といっても記述式の問題では正しい答案が書けているのか 間違った答案であるのかが判定しがたいという人もいると思います。その場合、一度自分が書いた答案 を自己採点してみて、講師にこのような採点で間違いないかという確認をしてみるのが良いでしょう。大 きく採点がずれているようであれば、まだ解説の詳しい問題集を使う方が望ましいと言えます。自分の 答案と解答を比較してどの部分が間違っていたのかを認識できるようになれば、過去問を解き始めて いっても過去問を有効活用できるようになっています。冬までには一通り触れておきましょう。

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高校3年生・受験直前までの学習法

前述の通り、この時期には国語・理科・社会との時間の折り合いの中で英語の勉強時間を見つけることが必要になります。特に授業の予復習を中心に知識を増強し、問題演習には週に2~3カ年の過去問を解くようにします。『ぼん単』や『サイクリック』の基礎的な知識は忘れない程度に見返すようにします。

この時期で大切なのが、12月中旬頃よりセンター試験のための勉強が大詰めになる時期が来るということです。それまでの二次試験重視の学習法から、いったんセンターに比重を傾ける時期が1か月ほど続きます。ただしセンターのみの学習になってしまうと難易度の高い英文に対する感覚が遠のいてしまいがちになりますから、センター以外の過去問も並行して解いていくことになります。目安としてはセンター:センター以外=1:1程度で考えます。センター以外の過去問とは、それまでの到達段階にもよりますが、私大を併願する受験生の場合にはその私大の過去問を、あるいは神戸大学やそのレベルの大学の二次試験問題も演習問題として効果的な素材であると言えます。このように、センターだけに偏らない学習をしておくと、センター試験が終わった後にハイレベルな英文を解く感覚を取り戻しやすくなります。

最終的には外国語学部でステップ⑧、外国語学部以外でステップ⑦まで到達しておくことが目標です。大阪大学の過去問を解くタイミングとしては、まずは高3の秋にある二次型模試の前には最新の1~2カ年程度解いておくのが良いでしょう。これは模試の前に設問形式と時間配分を確認しておくためです。その他の年度の過去問は11月頃から12月中旬にかけて徐々に解き始めるといいでしょう。ただしここで注意が必要なのは、上で述べたように「過去問を解いてみて自己採点が正確にできる段階」であれば過去問を解き始めるということです。十分な準備ができていないようであればまだ解かずにおきます。センター試験後に二次試験の過去問を解き始めても十分赤本1冊分は解き終わります。過去問演習をする上で何よりも重要なことは、「過去問をたくさん解くこと」ではなく、「過去問を解くことができる力を持っていて、その力を過去問を通して発揮する練習をすること」です。

まずは大阪大学を受験するために必要な文法力・読解力・英作力を身につけ、それらが揃えば過去問を解いて時間配分や答案作成のコツを掴む、という順番で演習を行います。英作文においては、動詞中心の日本語から名詞中心の英語という発想や、他動詞構造を使いこなすなどの英語らしい自然な表現を使いこなすことができれば高い点数を狙うこともできます。基本的な書き方がマスターできている段階であるならば、英作文の上手さで加点を狙う勉強の仕方をするのも良いかもしれません。

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