阪大生物

以前より取り組みやすくなってきたが、実験考察問題は最難関レベル。
標準問題は完答が必要、難問でどこまで食い込めるかがポイント。

傾向

過去3カ年の出題形式

例年、大問4問に対して、試験時間は75分間相当(医学部保健学科看護学専攻を除き、理科2科目で 150分)。記述式問題の多くは行数指定制で、1問につき1行~11行、合計で40行~45行(2015年度ま では制限字数制で、750字~1200字程度)もあり、問題文も長文かつ難しい内容です。

さらに、計算問題 はほぼ毎年、描画問題もコンスタントに出題され、答案完成にはかなりの時間と手間がかかり、時間的余 裕は全くありません。理科2科目間での時間配分のミスは致命的になります。

2科目をトータルで見渡し た上で、確実に得点できる問題を優先的に解答するようにしましょう。

出題分野

「代謝&調節(動物と植物)&恒常性(免疫)」と「遺伝」は毎年出題されています。出題の中心は「分子生物学」で、新しい研究成果やきわめて高度な内容を、実験考察問題としての出題です。「細胞」や「発生」は、だいたい隔年ペースで出題されています。また、「植物」を題材とする何らかの問題が毎年出題されていることも要注意事項です。

「生物の進化と分類」と「生物の集団」については、過去あまり出題されていません(直近では2012年に、分子進化の「系統樹」と、生態系の「自然浄化のメカニズム」が出題)。この範囲は大阪大学としての過去問がほとんど存在しないので、他大学の入試問題で練習することが必要です。

出題内容

大学での実験実習を意識した「実験考察問題」が必ず出題されます。高校生にとって所見の実験内容がほとんどで、「実験内容や資料の解析」や「実験結果の考察」に関する論述問題(5行程度で答える)が出題されます。問題本文も1000字を超える長文ですが、実験全体にわたってきちんと内容を知解しておかなと論述問題を解答できません。分析理解や解答に必要な内容が、本文全体にちりばめられているので、速読&読解力が要求されます。

さらに、問題本文以外に、グラフ・図・イラスト・表などが与えられ、まさに多種多様な出題で、全く油断できません。なお、出題内容は、高等学校での学習範疇を超えることがあり、図録図説等の資料集の読み込みや、Webでのトピックの収集が欠かせません。

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